公開日:2020.05.10

最終更新日:2020.05.11

Webの本質とは何か

Share

twitter facebook LINE

コロナの影響で「これまで以上にWebをもっともっと活用していきたい」と考える人が増えていることと思います。このブログでは、アフターコロナ対策としてのWeb活用を支援すべく、Web活用にまつわる様々な情報を発信しています。

さて、今日はWebの本質についてお話します。

Webを活用する上で、Webの本質を理解しておくことは重要です。ここを理解しておけば、「Web活用って具体的に何をすればいいの?」ってことがわかるからです。「ココさえ押さえておけばWeb活用は簡単だ」という話を今からします。

余談ですが、こういう本質的な話は一般ウケしないです。きっとこの記事のアクセス数は寂しいものになるでしょう。
ほとんど見られない記事だとわかっていながらなぜ書くのか?それは、僕がWebの本質をきちんと理解しているからです。書いておくことに意味があるんです。

「Web 本質」でググってみた。

僕が思うWebの本質について書く前に、世間でどんなことが言われてるのかをちょっと調べてみました。
「Web 本質」でGoogle検索してみると、以下のようなことが語られていました。要約です。

  • お客様の求めている情報を掲載しましょう
  • デザインよりもコンテンツを充実させましょう
  • 一番強力な道具は「言葉」なんですよ

これらについて、個人的には概ね同意です。間違ったことは言ってないと思います。
もっと詳しく知りたいという方は、下記リンクを見てみてください。だいたい理解できます。(ちょっと長いので、時間がない人は後で時間を取って見てくださいね。)
https://www.cpi.ad.jp/bourne/story/web-design/
https://justinjackson.ca/words_ja.html

上記要約は確かにWebの本質を突いてます。
ただ、これを知ってるからと言って実生活には大した影響がないんですよね。

僕はWeb制作の現場を知っているのでよくわかるんですが、クライアントが「お客様の求めている情報を掲載しよう」と理解したところで、クライアント担当者の頭の中にお客様像(ペルソナ)が浮かんでいないので、結局何もできないことが多いです。

「デザインよりもコンテンツを充実させましょう」も同じですね。そもそもコンテンツって何?ってところが明確になってないです。だから充実させようがない。(これについては後日、解説記事をアップします。)

「一番強力な道具は「言葉」なんですよ」と言われても、具体的に何をすればいいのかはわからないですよね。

だから、

  • プランナー
  • コンテンツクリエイター
  • コピーライター

みたいな自称専門家が現れるんですね。
そういうところに湯水の如くお金を使ってると、本来のWebの本質からは離れちゃうわけです。

余談ですが、Web業界の面々が口にする「Webの本質」には、当然ながら「ウチに仕事を発注してくださいね」というメッセージが裏にこもっています。事業会社はそのポジショントークを延々聞かされている状態です。そのため、ホントの意味での「Webの本質」に到達している人はごく少数・・・というのが、今のWeb界隈の現状なんですね。

Web業界の人達に悪意はないですからね。彼らもWebの本質を理解してないのだから、ポジショントークに終始してしまうのも仕方がないことです。ただ、それだとこのコロナの時代にたくさんの犠牲が出ちゃうような気がしたので、僕はこういう活動をしてるんですね。なんだか”嫌な予感”がするわけです。

話を戻します。

Webの本質とは何か?
どういう風に理解しておけば、Web活用に繋がるのか、です。

価値あるURLを発行すること

成果を上げるとかお金を稼ぐとかいうのは一旦脇に置いといて、「Web」というものを身近なものとして捉えるところから始めましょう。そうして始めて、Web活用が形になっていきます。「成果」や「お金」などについて考えるのは、その後です。

Web活用とは、具体的に何かというと、

価値あるURLを発行する

ことです。
これが本質。これがWeb活用です。

まだピンとこないかもしれませんね。説明します。

一般に、Webページは「URL」というものを持ちます。
URLとは、「http」から始まるWebページの場所を表す文字列のことです。

例えば、Yahooのトップページは、「https://www.yahoo.co.jp/」というURLを持ってますよね。「https://www.yahoo.co.jp/」という文字列をブラウザのアドレスバーに打ち込めば、Yahooのトップページに行くことができます。

企業のWebサイトも同じです。必ずページごとにURLが存在します。
Webページを作ると、必ずURLが発行されるんです。

そのURLを価値の高いものにするべく内容を充実させる

のが、Webの本質であり、それをやり続けることを「Web活用」と呼んでいます。これを忘れないでください。

例えばYahooのトップページには、YahooニュースやYahoo検索、天気情報、スポンサー広告、今であれば新型コロナ最新情報などが掲載されています。
僕はこのページに1日3回以上はアクセスします。理由は、僕にとってこのページが価値のあるものだからです。
ですから、Yahooを作った人が発行した「https://www.yahoo.co.jp/」というURLは、僕にとって非常に価値のあるURLなんです。毎日複数回アクセスしてるぐらいなんで。

つまり、Yahooを作った人は「価値あるURLを発行することができた」と言うことができます。
ちょっと回りくどい説明になって申し訳ないのですが、話はここからです。

いいですか?
「価値あるURLを発行する」上で、絶対に欠かしてはいけないポイントがあります。
それは、

そのURLが「誰にとって」価値があるのか、という問い

です。
万人に価値のあるURLを作れって言ってるわけではないんです。それが誰にとって価値があるのかというのを、きちんと設定してから取りかかれと言いたいわけです。これをWebマーケティングの世界では、「ターゲティング」と言ったりしますね。

Webページを作って(URLを発行して)情報を発信するということは、必ず共有相手が存在するということです。その相手を明確にイメージして、その相手にとって価値のある内容を提供する意識がめっちゃくちゃ重要なんです。

URLを発行すると、認証等の技術を用いない限りは、世界中の人がそのページを閲覧できる状況になります。それがWebの便利なところでもあるのですが、それが僕らの目を曇らせている原因にもなっているんです。
Webページを作ろうとする人(例えば企業のWeb担当者)は、世界中の人が自分がこれから作るページを見に来るって錯覚しちゃうんですよ。

いやいやいや・・・。
そんなわけあるかーっ!

見れますよ?確かに世界中の人が見れる環境ではありますよ?
でも誰も見ようとしないから!基・本・的・に・は!

「みんなに見られるっ!」って思うから、みんなに価値のある内容を考え始めちゃって先に進めないんですよ。
「自分対世界中の人達」っていう単位で見ちゃうと、Web活用なんて怖くてできないです。つまり、「1対多」の情報発信は難しいんです。慣れないうちは考えなくていいです。

最初は「1対1」の情報発信で構わない。特定の誰か(個人)に向けて、Webを使って情報共有するところから始めてみてください。

極端な話、その誰かが「トランプ大統領」みたいな世界に影響力を持つような人であれば、その人に影響を与えるだけで世界に影響を与えることに繋がります。トランプがツイッターで「これ見てー。http〜〜」って呟けば、1対1が1対多になるんですよ。「価値あるURL」さえ発行できれば、こういうことが起こりえます。すごい極端な例ですけど。

アクセスアップのためにはGoogleを攻略しないと・・・とか言われますけど、別にトランプを攻略したってアクセスアップできるんですよ。星野源でもいいんですよ。ジャスティン・ビーバーでもいいんです。お友達の○○くんでもいいし、取引先の○○さんでもいい。とにかく相手を特定して、その人にとって価値あるURLを発行すること。それがWeb活用の第一歩です。

URLの発行方法

意外に思われるかもしれませんが、URLを発行する方法は山ほど存在します。

  • HTMLファイルをサーバーにアップロードする
  • WordPressで記事を書く
  • Facebookに投稿する
  • Youtubeに動画をアップロードする
  • Googleスプレッドシートでデータを作成する
  • チャットワークでメッセージを送る
  • dropboxにファイルを格納する
  • zoomでWeb会議をスタートする

などなど。
これら全て、固有のURLが発行されます。
そのURLをブラウザのアドレスバーに入れると、内容を参照することができます。つまり、情報共有ができるということです。その内容が「いかに価値のあるものなのか」という話なんですね。

特別な技術が必要なわけではないですし、ほとんどの作業はスマホでもできることです。

例えばこういう使い方ができます。
Facebookで過去に投稿した内容、時間が経つと流れちゃいますよね。

この投稿を他人に共有したい場合、画面上で自分のFacebookをひたすらスクロールしてもらう必要があります。
しかし、Facebookの投稿には固有のURLが存在するので、

これ、見といて。
https://www.facebook.com/113854686723735/posts/233713604737842/?d=n

という形でURLを送ってしまえば、相手はワンクリックでその内容を確認することができます。
投稿日時から5年経とうが10年経とうがURL1つで一発アクセスです。相手がFacebookをやってないとしてもこの方法で情報共有できます。

これがWeb活用のイメージです。
3つのステップにまとめられます。

  1. 特定の相手のためにコンテンツを作成する
  2. URLを発行する
  3. URLを相手に渡す

これ。
Web活用はこの3ステップができればOKです。

Web活用からのWebリテラシー向上

別にデザインやコーディングの技術が必要なわけではないし、マーケティングの知識が必須ってわけでもないです。SEOがわからなくてもWebは活用できるというのがわかったと思います。

情報過多の時代。間違った情報やポジショントークに振り回されることなく、まずは「価値あるURLを発行する」ことを念頭に、色々やってみてくださいね。

Web活用をやってるうちに、Webリテラシーは勝手に上がっていきます。コロナで大きな変化が起きていますが、しっかりとしたWebリテラシーがあれば、いくらでも打ち手を用意することができるはずです。

Share

twitter facebook LINE

ご質問・ご感想はこちら

Questions or Impressions

必須 メールアドレス
必須 本文