ネックラックスの主力サービスである月額1.5万円の「ネックラックスのWebサイト」。実際にクライアントに提供し、現在進行系で運用しているWebサイトを紹介させていただきます。
経営課題にフォーカスしたWebサイトの実態をご覧ください。

「コロナ対策」が目下の経営課題に

今回のサイト制作の目的はズバリ「コロナ対策」です。
一番最初のミーティングを行ったのが2020年6月。日本中に衝撃が走った「緊急事態宣言」発令の時期です。
コロナで環境がガラリと変わりなんとかしなくてはならない状況の中、「Webに活路を見出したい」ということで、プロジェクトがスタートしました。
かつてないほどの先行き不透明な状況に、急務となったのは以下の3つでした。

  • モバイル対応の現代的なサイト
  • オフライン連動
  • 経営課題に合わせて開発の優先順位を決める

モバイル対応の現代的なサイト

まずは現代的なWebサイトが必要です。今はモバイルに対応したWebサイトでなければユーザーを満足させることはできません。
PC・スマホ・タブレット、それぞれに最適化されたレスポンシブデザインのWebサイトを制作。トレンドのスクロールに合わせたエフェクトを入れ、「今っぽく」しました。

https://sushi-waka.com/

弊社で制作したものであれば、動作の安定感と企業サイトとしてのデザイン的なクオリティは十分担保されます。ひとまずこれで、Webによる発信体制を整えることができました。

ここからネット上で影響力を高めていきたいのですが、それには時間が必要です。
当初の目的は「コロナ対策」ですから、のんびりとはしていられません。そこで、「オフライン連動」です。

オフライン連動

オフラインでサイトを認知してもらう必要があります。
というのも、新規サイトをリリースして数日でGoogleの検索上位を取れることはほぼなく、できたばかりの頃は全くと言っていいほどアクセスが来ないのです。
ですから、チラシや名刺、予約のお電話など、普段使用しているコミュニケーションツールの中で、サイトを認知してもらう工夫が絶対に必要でした。

すし若さんは自社でチラシを作ることができます。そのチラシの中に、Webサイトに直接アクセスできるQRコードを掲載することを徹底してもらいました。

さらに、「このチラシをどこで配布するのか」「渡す際の声掛けはどうするのか」なども、スタッフさんを交えて細かく協議し、ユーザーの「印刷物からWebサイトへ」「来店からWebサイトへ」という導線を作っていったのです。

それと並行して、新たな流入経路を作るために

  • Googleマイビジネスの本格運用
  • Instagramの本格運用

を行っていくことに。
Googleマイビジネスは弊社の方でアカウント開設※させていただき、Instagramはすし若さんの方で独自に運用を開始しました。(※別途費用がかかります。)
この2つが後に大きな成果を生むことになります。 今後は、

  • スタッフ名刺
  • 企業向けパンフレット
  • 暑中見舞いハガキ

などの印刷物制作の話も上がっており、それぞれにQRコードの掲載を徹底。
さらなる流入経路の確保に努めます。

ここまで解説してきた通り、「しっかりとした現代的なWebサイトを作り、積極的にオフラインを連動させる」ということが、すし若さんにとって重要課題であり、「コロナ対策の大大大前提」となるものでした。
プロジェクト発足当初から、特にオフライン連動については力を込めて説明させていただきました。すし若さんもしっかりとご理解いただき、実行もしてくれました。

上記を大前提に、「経営課題に合わせて開発の優先順位を決める」ということに取り組みました。
あの頃の我々は、コロナによりかつてないほどの先行き不透明感に包まれていました。1日1日状況が変わっていたこと、みなさんの記憶にも新しいことと思います。

経営課題に合わせて開発の優先順位を決める

店舗案内を後回しに

飲食店のWebサイトで最も重要なコンテンツは、「店舗案内」です。
すし若さんも例外ではなく、充実した店舗案内ページを実装しています。

【参考】店舗情報|すし若&旬菜わか

しかし、実はサイト公開当初は、この店舗案内ページを実装していませんでした。
サイト公開が9月1日、店舗案内ページを公開したのが10月24日と、公開から1ヶ月半以上もの間、店舗案内ページなしで運用していたのです。

一般的に真っ先に実装するはずの店舗案内ページをここまで後回しにしたのには理由があります。

今回のサイト制作の目的は「コロナ対策」。店舗案内ページを実装したところで、自粛ムードで新規の来店は見込めません。状況が状況ですから、一般的なサイト制作をやっても仕方がない。もっと優先すべきことが我々にはありました。

その1つが、「助成金の申請」です。

助成金の申請

政府より、コロナ対策として多くの給付金・助成金制度が敢行されました。
その中に、「コロナ対策のために新規事業を始めたところにはお金あげますよ」といった制度がいくつか出てきました。

この助成金を受け取るために、「コロナ対策のために新規事業を始めた」という事実を作る必要があります。そこで役立つのがWebサイトです。
すし若さんが始めたのは「テイクアウト」。これをWebページで紹介します。

【参考】テイクアウト|すし若&旬菜わか

今は全品写真が入ってデザインもしっかりできていますが、助成金申請の時点ではもっと簡素なものでした。
「とりあえず早く申請したいから急いでページを作って欲しい」とご要望いただいたので、デザイン的なクオリティを度外視してソッコーで実装しました。この時点では写真もほとんど入っていませんでした。

取り急ぎ、極限まで簡素にしたテイクアウトページをスピード実装し、それをプリントアウトして申請用紙に添付。郵送による手続きを済ませました。

予算がない中でのWebページ作成

通常、Webサイトを新規で立ち上げるとなると30万円以上の投資が必要です。サイト制作費の相場は年々上がっているので、場合によっては50万円を超えることもあります。
助成金の申請をするために50万円かけてWebサイトを作っていては、何をしているのかわかりません。コロナ禍で出費を最小限に抑えつつ資金調達を果たすのに、月額1.5万円のネックラックスのWebサイトはピッタリでした。

新規事業で売上を作る

助成金を受け取るためにテイクアウトを始めたと言っても、実際問題コロナで来店が激減しているのは事実です。形だけの新規事業ではなく、実際に売上を作らなければなりません。そのためにテイクアウトページを充実させる必要があります。

加えて、ここですし若さんが手を付けたのが「宅配事業」です。
テイクアウト商品に、+500円で新居浜市全域に配達する「すしデリ」というサービスをスタートさせました。

テイクアウトとすしデリは扱う商品が同じです。「美味しそうな料理写真」があれば、両サービスとも魅力的にアピールすることができます。
一品、オードブル、寿司セット、全20品目の料理写真の撮影を行いました。

弊社で撮影をしたのですが、撮影費は特別に「無料」とさせていただきました。
そのカラクリはこちらにまとめております。

【関連】料理写真(60点)を無料で調達するために彼がやったこと

これにより、全20品目×3カット=合計60カットの「美味しそうな料理写真」を調達することができました。これでテイクアウトページとすしデリページを魅力的なものにできます。

【参考】すしデリ|すし若&旬菜わか

写真の活用

飲食店のマーケティングにおいて、美味しそうな料理写真を調達することは物凄く重要でインパクトがあります。実際ここで撮った写真は

  • Webサイト
  • Instagram
  • 店内ポップ
  • チラシ
  • Googleマイビジネス

などなど、いろいろな媒体に有効活用できます。
特に、InstagramとGoogleマイビジネスにおいては効果が顕著で、1度撮ってしまえば長くたくさんの恩恵をもたらしてくれる「マーケティング資産」として活躍してくれています。

【参考】すし若&旬菜わかInstagram

...
Googleマイビジネス

トライアンドエラーがしやすい

すしデリ開始当初、テイクアウトと宅配で商品単価に差を付けていました。
が、運用してみたところ「お客さんに伝わってない」「現場が混乱するだけ」といった事象に見舞われたので、結局のところ同じ価格で運用することで落ち着きました。

この経緯によって、「Webページの価格を全品変更する」という作業が発生したのですが、その作業費は月額1.5万円の中に含まれているので心配はいりません。
このように、「修正に余分なお金がかからないのでトライアンドエラーがしやすい」というのが、ネックラックスのWebサイトの強みでもあります。1日ごとに状況が変わるコロナ禍において、弊社のサービスがフィットしました。

新規事業に伴う採用活動

Webを使った採用活動にはセオリーがあります。「社長あいさつ」や「先輩社員の一日」などのコンテンツを実装し、求職者に「ここで働くイメージ」を持ってもらうことです。
とはいえ、正直そこまで手が回らない現状でしたので、今回は非常に簡素な形で求人情報ページを実装しました。「一応載せとくか」くらいのノリです。正直。

しかし、下記ページをスクショし、Instagramにアップしたところ、優秀な社員さんを1人採用することができました。

ホール・洗い場スタッフ|すし若&旬彩わか

ここで採用した方が、新規事業のすしデリで大車輪の活躍をされていると聞きます。
「一応載せとくか」程度で作ったページが、未来を切り拓きました。これには弊社も驚いてしまいました。

コロナ禍・・・、嬉しい誤算もあるのですね。

SNS連携

何気なくアップした求人情報が優秀な人材を引き寄せ、何気なくアップした「宅配始めます」の投稿が新規事業のブースト装置になる。これはひとえに、すし若さんが日常的にInstagramを熱心に更新されてきたからです。
Instagramに関しては、弊社はアドバイスこそしますが一切タッチしておりません。すし若さんご自身が、Webサイトとうまく連携させ、媒体力を向上させています。
聞くに、Instagramのセミナーに出席したり、担当者を決めて組織的な運用にしたり、試行錯誤されているようです。

  1. 助成金の申請
  2. テイクアウトとすしデリの告知
  3. 求人情報告知
  4. テイクアウトとすしデリの魅力発信強化

上記のような優先順位でWebサイトの開発を進め、最後に「店舗案内ページ」を実装しました。このページでは、

  • 外観と内装の雰囲気を写真で伝える
  • 駐車場の場所を図で伝える
  • 定休日や支払い方法を伝える

という、飲食店サイトとして当たり前のことを行いました。

【参考】店舗情報|すし若&旬菜わか

Withコロナの1つの形を確立

すし若さんがWebサイトを活用してどう変わったか、そして、今後も続くであろうコロナの驚異にどう向き合っていくのか、ほんの少しだけ紹介したいと思います。

  • 店舗とWeb
  • Web活用を前提とした事業設計
  • マーケティングから採用・マネジメントへ

店舗とWeb

コロナをきっかけにスタートさせたテイクアウトとすしデリ。この新規事業の2020年12月の売上は100万円を超えました。1年前には影も形もなかった事業が、今や100万円を超えるまでに成長しています。

ただ、いわゆる「コロナ第3波」の影響で、来店者数はやはり減っているとのこと。

すし若さんと弊社の間では、この状況を「コロナ第3波による来店者数減をテイクアウトとすしデリがカバーしている」という解釈にしています。つまり、

自粛ムードならテイクアウトとすしデリで売上を作り
そうでないなら店舗で売上を作る

という二毛作的な体制ができていることになります。
今後、第4波、第5波と続いていくことが予想される中、この体制を作れていることは大きな収穫だったと言えます。
もし、テイクアウトとすしデリを立ち上げていなかったら・・・、Webサイトを作ってなかったら・・・と考えると、ゾッとしてしまいます。

コロナ対策に目処がついただけではありません。すし若さんは新たなステージを見据えています。

Web活用を前提とした事業設計

2020年の年末、「お正月オードブル」という商品を30個限定で販売しました。
こちらはWebページとInstagramで告知し、完売御礼です。

【参考】お正月オードブル予約受付開始|すし若&旬菜わか

予約が殺到し、最終的に40個まで受付を拡大したそうです。
商品価格は12,000円(税抜)です。

Webページの方は、店長さんからの1本の電話で弊社がサクッと作成しました。もちろん月額1.5万円の範囲内ですので、追加の作業費はいただいておりません。
そしてそのWebページの内容を元に、すし若さんの方でInstagramの投稿を作成しています。

プロモーションにはほとんど手間がかかっていませんが、結果的に1.2万円×40個=48万円の売上になりました。ページをよく見てもらえるとわかると思いますが、今回は撮影もしていません。(できなかったので。)

電話1本でサクッとページを作り、サクッとインスタにアップして、50万円弱です。
これも、1年前では考えられなかった成果です。

すし若さん経営層の間では、「Web活用を前提とした事業設計」が感覚としてインストールされています。何か立ち上げる際は、Webであーしてこーしてインスタをこう使って・・・というのがイメージされているはず。

「2021年が楽しみだ」と、力強く言ってくれています。

こうして、Webを使ったスピード感あるマーケティングの成果を体感したすし若さん。
次に直面する課題は、「拡大戦略を前提とした採用・マネジメント」になります。

マーケティングから採用・マネジメントへ

過去、簡素な求人ページで偶然にも優秀な社員さんを採用できたとはいえ、これは文字通り偶然の産物。再現性は0に等しいと言えます。外食業界で事業を拡大するためには、「採用力強化」という課題は避けては通れません。

Webを駆使してどんなに売上を作れたとしても、現場を回す人材がすぐに不足するようでは頭打ちです。

すし若さんの場合、宅配事業「すしデリ」を軌道に乗せた時点で、店舗のキャパに関わらず、配達地域(新居浜市)全体を営業エリアとして捉えることができます。キャパ20席が5万世帯に拡大したと言えるのです。

職人と配達員を増員すれば、売上を拡大できるのは明白です。

でもどうやって?
どうやって人材を獲得するのか。そしてどうやって定着させるのか。

このあたりが次なる課題です。
弊社ではWebを使った採用活動やマネジメントのノウハウもあります。これまで同様、すし若さんの経営状況に合わせて多様な仕掛けを仕込んでいく予定です。

引き続き二人三脚の運用を継続し、新たな動きを作っていきます。

以上、すし若さんの新たなステージについて、紹介させていただきました。

よろしければ、すし若さんのWebサイトやInstagramを見てみてください。そして、お店に行ってサービスを受けてみてください。新居浜市内であればデリバリーを注文することもできます。
ここで解説した以上に、たくさんの施策を垣間見ることができます。

ネックラックスのWebサイトの強み

「お金をかけて立派なサイトを作る」という価値観では、変化の激しいこの時代に適応するのが難しくなっています。
ネックラックスのWebサイトは、これまで数十万円の投資が必要だったWeb制作を、月額1.5万円のサブスクリプションモデルで実現させています。この料金体系が、

  • オフライン連動
  • スピード重視の開発
  • トライアンドエラーしやすい

という強みをもたらしてくれました。

「Webに不慣れな企業でも経営課題にフォーカスしてストレスなく運用できること」がコンセプトです。Webのことがわからなくても大丈夫。「二人三脚の運用」に興味をお持ちであれば、ぜひ一度弊社にご相談ください。

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